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2018.08.01お知らせ

2018年5月 第31回老年泌尿器科@福井 その1

2018.08.01お知らせ

LUNAブログをご覧のみなさま、こんにちは。

院長の二宮典子です。

 

さて、総会に引き続き学会報告です。

今回は5月11日~12日に行われた第31回日本老年泌尿器科学会についてご報告します。

 

場所は福井県県民ホール・福井市地域交流プラザです。

福井駅からも近く便利なところでした。

 

 

福井の「恐竜押し」!

駅前からすでにジュラシックパーク(笑)

 

昨年、初めて福井駅を訪れた時は日も暮れていたので

ライトアップされた恐竜にやや興奮してしまいました。

よくできています。

 

 

 

福井県には福井県立恐竜博物館があり、福井全体で盛り上がっているというわけですね。

すばらしい。

私も以前に(たしか去年の他の学会の途中で訪問した)行ったことがあります。

オトナでも楽しめてとても良い博物館だと思いました。

皆様も機会があればぜひお立ち寄りください。

 

さて、

老年泌尿器科学会に話を戻します。

老年泌尿器科学会とはその名の通り、

高齢化の進む日本で 健康長寿社会を目指すべく、

高齢者や障害を有する人たちのQOL上昇のため

泌尿器学を研鑽するための学会です。

 

ですので学会のシンポジウムテーマは秀逸です。

シンポジウム1 「高齢者癌患者の薬物療法、誰にどこまで」

シンポジウム2 「高齢者に対する泌尿器科手術の限界」

シンポジウム4 「高齢者の尿路結石症、どこまで関わるか」

一見すると なんて辛口!

 

医療の介入というものは

治療がうまくけば良いですが

医療介入をきっかけに

身体が悪くなる可能性だって十分あるものです。

 

もちろん、

医療による副作用・合併症が起こっても仕方ないと言っているわけではありません。

まして、高齢者だから あきらめても仕方ないと言っているわけでもありません。

 

でも現実に、正面から話し合いするぜ!

という機会はなかなかないのも実情。

主治医の裁量ってやつに任せられています。

 

元気で体力のある高齢者の患者さんが増えている一方で

治療をうける体力さえままならないような高齢者の患者さんもいらっしゃいます。

だからこそ難しい。

 

年齢だけで

検査値だけで

症状だけで

本人の希望、家族の希望だけで

医者の得意技だけで

なかなか一刀両断できない

特に

長期にわたり診察をさせていただいていると

何かできることをしてあげたいと思う一心で

客観的な評価が知らないうちにできなくなって、

冷静な判断に欠いてしまうこともあります。

医者も人間ですからね。

うまくいけばいいんですが…。

 

そこで学会という場所で 冷静な話し合いを行うことで見えてくるものがあるのです。

こういった現実的な話し合い(シンポジウム)が

最終決定ということではありませんが

現実的な話の積み重ねが

よりよい医療を有効に行うことができる第一歩なのではないかと感じました。

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